[2021/3/13]
「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画,3月20日(土)には「学びの場で起こる『お客さま化』をシティズンシップ教育はどう受け止めるか?」をテーマに以下の通り,開催いたします。多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!
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今回のセミナーでは「消費者化」や「顧客化(「お客さま化)」がキーワードとなります。ここでの「消費者化」とは,学習者が学びの主体として,自らカリキュラムを編んでいくのではなく,教育者から提供されるプログラムやカリキュラムの受け手/消費者に止まってしまう,という意味合いです。学校教育に対する社会的要請が膨らみ続ける中,提供されるプログラムやカリキュラムはその充実度/洗練度を増す傾向にあり,「消費者化」もまた進んでいるのではないだろうかとの認識がテーマ設定の背景にあります。また,こうした動きの中で教育分野においても民間企業や市民組織,行政機関等との協働が進み,学校や学校教員に揺らぎをもたらしているところもあります。こうした動きの中で,主体的に新しい社会を創造していく担い手が育つために,どのような学びの場をつくっていく必要があるのかを考えます。
そこで,今回のセミナーではまず,マーケティングの現場でご活躍されてこられている高宮知数さんから私たちが議論していく上での社会的な文脈を捉えるために「消費社会」がどのように進展してきたのか,人々の「消費の形」がどのように変化してきたのか,といった大きな流れについて掴むことといたします。続けて,教育系企業での勤務経験を経て,現在は高校教員をされている酒井大介さんから学校教育現場で実際に起こっている新たな動きとそこから見える課題についてご報告いただき,共に探っていくべき論点を見いだしていければと考えています。
様々な方々のご参加,お待ちしております。
【日時】2021年3月20日(土)13時30分〜15時30分(開場:13時15分 / 閉場:16時)
【形式】Zoomで開催いたします。
参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。
【ゲスト】
○高宮知数さん(株式会社ファイブ・ミニッツ代表取締役)
<略歴>立教大学社会デザイン研究所研究員、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科講師。東日本国際大学地域振興戦略研究所客員教授。株式会社ファイブ・ミニッツ代表。マーケティング・プロデューサー/プロジェクト・デザイナーとして、神田淡路町・ワテラス、久留米シティプラザ、鶴岡市・FOODEVER等の文化施設の創設や運営、まちづくりを手掛ける。近著に『ビルディングタイプ学入門』誠文堂新光社、『街直し屋』晶文社(いづれも共著)がある。
○酒井大介さん(高校教員)
<略歴>京都市出身。国際教養大学を卒業。大学在学時は、イギリス・リーズ大学へ1年間の留学。その後、一橋大学大学院社会学研究科にて教育社会学の研究を行う。修士(社会学)。新卒で(株)ベネッセコーポレーションにて勤務(大阪府立の多様校担当)。現在は東京の私立高校にて、専任教員として働いている。これまで一貫して、社会的に立場の弱い人たちをいかにエンパワーし、社会参画を促すことが出来るかに関心を持っている。
【コメンテーター】
中村陽一さん(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
【コーディネーター】
土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち代表理事)
【プログラム】
13:15 開場
13:30 オープニング
13:40 話題提供1「「collectiveからcodeへ-変容する消費、この半世紀」(高宮さん)
14:10 話題提供2「主権者教育における学校外組織との関りをどう捉えるか」(酒井さん)
14:40 全体ディスカッション
15:20 総括コメント(中村さん)
15:28 閉会挨拶
15:30 終了 / アフタートーク(任意参加)
16:00 閉場
【定員】50名程度
【参加費】一律無料
【申し込み】
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/it5T4KBUba8A46SD7
※申し込み締め切りは3月18日(木)18時までです。
【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
【問合せ先】E-mail: info@jcef.jp(担当:川中)
[2021/3/10]
「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画,3月21日(日)には「主権者教育の高大接続」をテーマに掲げて以下の通り,開催いたします。大学教育におけるシティズンシップ教育への関心も高まる中,多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!
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2022年度に予定されている成年年齢の18歳への引き下げ、2018年及び2019年に改定された新学習指導要領に代表されるように、日本の主権者教育の議論は、いかにして「主権者として必要な資質・能力を確実に身に付けていくのか」が重要な論点となっています。
文部科学省「主権者教育推進会議」が2020年11月に公表した「今後の主権者教育の推進に向けて(中間報告)」では、「大学段階における主権者教育の在り方」が今後の残された検討課題の一つとして位置づけられ、この文脈で高大接続改革にも注目が集まっています。
本セッションでは、文部科学省「主権者教育推進会議」委員を務める小玉重夫さん(東京大学教授/立教大学兼任講師)が、2016年度から立教サービスラーニング(RSL)科目「シティズンシップを考える」において実践する高大連携型授業の本年度報告とこれにもとづく話題提供を行います。続いて、これに関連する3つのテーマについて香蘭女学校教諭の中田奈穂美さんと立教サービスラーニングセンター関係者がそれぞれ報告を行います。
これらをもとに、高大接続ならではの主権者教育の新しい可能性、さらには大学段階における主権者教育のカリキュラムデザインのあり方について、皆さんと議論できればと思います。コロナ禍に見舞われた本年度は、授業は全てオンライン形式で行われました。議論ではバーチャル・ラーニングを通じた高大接続改革の可能性についても意見交換できればと考えています。
【日時】2021年3月21日(日)10:30〜12:00(開場:10時15分)
【形式】Zoomで開催します。参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。
【当日の内容】
1)オープニング
2)話題提供(報告タイトルは仮題)
○小玉重夫さん(東京大学教授)
「大学段階における主権者教育と高大接続について」
○中田奈穂美さん(香蘭女学校教諭)、高校生(香蘭女学校)<予定>
「高大接続への取り組みからみえてきた高校生の学び」
○福原充さん・大森真穂さん(立教大学 立教サービスラーニングセンター教育研究コーディネーター)
「立教大学における立教サービスラーニング(RSL)の展開―今後の可能性と課題―」
○藤枝聡さん(立教大学国際センター/元立教大学兼任講師)
「コミュニティ・サービスラーニングと講義系科目の接続―池袋でのRSL実践を手がかりに」
3)全体ディスカッション
4)クロージング
【定員】40名程度
【参加費】一律無料
【申し込み】
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/egmcSmyM7JSVYFNS7
※申し込み締め切りは3月20日(土)正午までです。
【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
【問合せ先】E-mail: info@jcef.jp(担当:川中)
[2021/3/8]
シティズンシップ教育ミーティング2012 連続企画《日本の性的同意年齢は13歳!?学校で教えてくれない「性的同意」について考えよう》を3月26日に開催いたします。
当会の「高校生ソーシャルデザインスクール」による高校生向けイベントです。是非ご参加ください!
ーーー
そもそも性的同意ってなんやねん!って思ったそこのあなた!!
日本って”13歳”という若さで性的なことに対してokできる能力があるらしいぜ!?
学校では話せない内容をせっかくだから、私たちと話してみない?
※日本の刑法上の性交同意年齢(性行為を同意する能力があると認められる年齢)は13歳とされており、12歳以下の人に性的な行為をすると本人の同意の有無にかかわらず、性的な行為をした人が罰せられます。ただし、この年齢設定は諸外国に比べても低すぎるという批判もあります。(参照 NPO法人ピルコン「性的同意」https://pilcon.org/help-line/consent)
【日程・場所】
2021年3月26日(金)14時~16時
申し込みしてくれた方にお送りするzoomリンクから参加できます。
【当日の内容】
・自己紹介、アイスブレイク
・世界の性的同意年齢は何歳?そもそも性的同意とは?
・性的同意って具体的にどうすればいいの?
・性的同意が当たり前のようにできる社会ってどんな社会?
【参加資格】
高校生ならだれでも!
(高校生以外の方は、チャットのみ参加いただけます)
【主催団体】
日本シティズンシップ教育フォーラム
高校生ソーシャルデザインスクール
【高校生ソーシャルデザインスクールとは】
全国の高校生が学校・地域を超えて、生きたい社会について考えるオンラインコミュニティです。今回は第3回目のイベントになります。
高校生メンバー募集中!
【申し込み】
https://forms.gle/LGLX2RgEYx5MWxKLA
[2021/3/8]
本企画では、私たちが日常生活を過ごしながら、市民活動に関わっていくための「前提条件」について考えたい。その際に、とりわけ、「大人の市民活動への参加」に目を向けたい。
近年の学校教育において、子どもを主体的な市民へと育てる実践が様々に報告されるようになった。代表例として、子ども達が政治的・社会的な問題を吟味したり、地域に関わったり、政策を議論し提案するような実践が挙げられるかもしれない。
ただ一方で、子どもを市民へと育てる試みが、既存の社会システムから(時としてマイナスの)影響を受けたり、(教師を含む)大人の振る舞いによって規定されていることも指摘されている。つまり、「子どもをどのような市民に育てたいか?」という問いは、「私たち(大人)自身がどうありたいのか?」という問いとも直結していく。
ただ、大人と言えども、私たちは日々、仕事・家庭・地域との関わりやしがらみ(制約)の中で生活をしている。その結果、「今の自分には市民活動に参加する余裕はない」と感じる瞬間もあるかもしれない。日常生活の中で、理想的な形で市民活動へ参加することは簡単ではないかもしれない。では、大人にとっての市民活動は、「余裕があるから参加できる」のだろうか? むしろ、仕事や家庭、地域から活力を得て、参加や繋がりを生み出していくことはないだろうか?
今回の企画では、様々な制約を抱える大人に対して、市民活動への参加を促している実践者の方や、そういった方々を観察してきた研究者の方にご登壇いただく。その中で、「余裕があるから参加できるのか?」という問いを深めていきたい。
【シティズンシップ教育ミーティング2021 連続企画】
「日常生活を過ごしながら市民活動に参加する」ための前提条件を問い直す
―余裕があるから参加できるのか?-
【開催日】3月24日(水)19:00~21:00(開場:18時50分)
※終了後、参加希望者による意見交換・交流の時間も予定しております(任意)
【開催形式】Zoomで開催いたします。
参加申し込みされた方には、イベント前日までにリンクをお送りします。
【当日の内容】
1)オープニング、趣旨説明
2)話題提供
〇池谷 美衣子さん(東海大学現代教養センター)
「『参加』が意味するもの―社会運動に参加する過労死遺族の実像から―」
〇赤川泉美さん(宮城県名取市閖上公民館主事)
「対話で生み出す地域との関わり―宮城県名取市『地域力向上講座』の実践から―」
〇岡本祥公子さん(認定NPO法人サービスグラント)
「ビジネスパーソンならではの社会との関わり方―プロボノの可能性について―」
3)グループでのディスカッション・意見共有
4)全体でのディスカッション・質疑応答
5)クロージング
【定員】30名程度
【参加費】一律無料
【お申込み】
こちらのフォームからお申込みください。
(申し込み締め切り:3月23日(火)18時)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSer1QpGgllHfZLJTgF7KtXHM4nljAdG6pSgjZ4BWmN7_vMVAw/viewform?fbclid=IwAR34lcsQdPpbtmWYOCRIUjoHfcjy–vmNs1T63CyF5aELARDUBmceazimcQ
■お問い合わせ:jsaitoh☆tokai.ac.jp(☆を@に代えてください) (担当:斉藤)
[2021/3/8]
シティズンシップ教育ミーティング2021 連続企画《いまこそ、学校の中の「民主主義」と「対話」について考えよう》を、3月22日(月)夜に開催いたします。
近年、「ツーブロック禁止」がSNSでトレンドワードになったり、『ブラック校則』(2019)という映画が全国で放映されるなど、再び社会全体として学校の中の校則やルールのあり方への注目が高まっています。日本ではこれまでも、学校の中の「民主主義」と「対話」を創出するためにさまざまな取組が行われてきましたが、現在ますますそのあり方が改めて問い直されているといえます。これから学校の中で、民主主義や対話の場を創出していくために、わたしたちにはいま何ができるでしょうか。
本イベントでは、さまざまな関心やお立場から「学校の中の民主主義」に関する実践・研究をされている3名から話題提供をいただくとともに、参加者の皆さま同士が意見交流できる場を設けたいと思っております。今一度、「学校の中の民主主義と対話を進めていくには?」というテーマについてじっくりと考えてみませんか?短い時間になりますが、ぜひ奮ってご参加ください。
■シティズンシップ教育ミーティング2021 連続企画
『いまこそ、学校の中の「民主主義」と「対話」について考えよう』
■開催日:3月22日(月)19:00~21:00 (終了後、アフタートークセッションを予定しております)
■開催形式:Zoomで開催いたします。参加申し込みされた方には、イベント前日までにリンクをお送りします。
■話題提供者
・金杉龍吾さん:高校3年生。元成田国際高校生徒会会長(2020年10月退任)。コロナ禍の休校期間中にSNSで生徒の声を集めたり、オンライン形式での文化祭「ナリスタONLINE~取り戻せ、夏~」を企画する等、生徒会長として奔走。
・山本晃史さん:認定NPO法人カタリバ・文京区青少年プラザb-lab副館長。生徒・保護者・教師などが対話を重ねながら校則・ルールを見直す取組である「ルールメイキングプロジェクト」担当者。2020年度はモデル校である広島県・私立安田女子中学高等学校のプロジェクトなどに伴走。
・上田秀麿さん:一橋大学大学院修士課程在籍。都内の高校で非常勤講師を務める。三者協議会や生活指導運動など、様々な側面から学校の中の民主主義や生徒自治のあり方について研究。
*当日のコーディネーターを古野(JCEF副代表/東京学芸大学大学院)、コメンテーターを古田雄一先生(JCEF共同代表/大阪国際大学短期大学部准教授)が務めます。
■当日の内容
1)チェックイン
2)金杉さん(高校生 元生徒会長)より報告
3)山本さん(認定NPO法人カタリバ)より報告
4)上田さん(一橋大学大学院)よりコメント・報告
5)全体でのディスカッション・質疑応答
■お申込み
こちらのフォームからお申込みください。
(申し込み締め切り:3月21日(日)18時)
https://forms.gle/wQrQf9Q8QEsb1vva9
■定員:30名程度
■参加費:無料
■お問い合わせ:info@jcef.jp (担当:古野)
[2021/3/3]
今年の「シティズンシップ教育ミーティング2021」は「○○月間」のように3月・4月に複数の企画を集中的に開催する形でお届けいたします。
その第一弾には「コロナ禍とシティズンシップ教育」を改めて掲げて3月13日(土)に以下の通り,開催いたします。
多くの方々のご参加をお待ちしております!
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新型コロナウィルス感染症をめぐるニュースが今なお連日報じられていますが,コロナ時代を生きるということも日常化していっています。昨年の「混沌」とした状況のさなかではなく,何かしらの「構え/考え」ができたタイミングだからこそ,語れることが出てきているのではないでしょうか。
そこで,今回のセミナーでは,この間に公刊されました
『ポスト・コロナショックの学校で教師が考えておきたいこと』(東洋館出版社,2020年)
http://www.toyokan.co.jp/book/03/b511239.html
『感染症を学校でどう教えるか』(明石書店,2020年)
https://www.akashi.co.jp/book/b555227.html
『ポスト・コロナの学校教育』(溪水社,2020年)
http://www.keisui.co.jp/cgi/isbn.php?isbn=ISBN978-4-86327-528-7
の執筆に加わられた三名の方々を登壇者としてお招きして,シティズンシップ教育の観点から「いま」何を考えておられるのかを伺います。
コロナ禍によって厳しい生活のただ中におられる方々のことも覚えつつ,いま,そして,これから,私たちが学びの場を通じてどのような動きを創り出すべきか。そうしたこともまた共に考えていければと思っています。
【日時】2021年3月13日(土)10時〜12時(開場:9時45分)
【形式】Zoomで開催します。参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。
【当日の内容】
1)オープニング
2)話題提供(報告タイトルは仮題)
○黒崎洋介さん(神奈川県立瀬谷西高等学校)
「コロナショックを受けて教員は何を考えるべきか?」
○ 杉浦真理さん・藤川瞭さん(立命館宇治中学・高等学校)
「感染症を学校でどう教えるか?」
○川口広美さん(広島大学)
「ポスト・コロナの学校教育のビジョンと課題とは?」
3)全体ディスカッション
コーディネーター:川中大輔(龍谷大学/シチズンシップ共育企画)
4)クロージング
【定員】30名程度
【参加費】一律無料
【申し込み】
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/wsgbCNAMvmB5CYok8
※申し込み締め切りは3月12日(金)18時までです。
【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
[2021/2/25]
これまでJ-CEFでは「教育者目線」で「どのような方法でシティズンシップ教育を行うべきか?」「社会科では何を教えるべきか?」といった議論を多く行ってきました。しかし、学びの主役である高校生はどのようなシティズンシップ教育を求めているのでしょうか?今回のイベントでは高校生がイメージしやすいようにシティズンシップ教育を「学校での社会科(地歴・公民科)」と読み替えて「高校生が受けたい社会科授業」を考えます。
【テーマ】高校生が受けたい社会科授業」
【日時】3月7日(日)14時~15時半
【当日の内容】
・オープニング
・高校生はどんな社会課題に関心がある?どのような方法で学びたい?
・実際の学校の授業はどんな感じ?
・高校生が考える「社会科」を学ぶ意義って?
・クロージング
【形式】
・Zoomで開催します。参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。
・当日は参加高校生に対し、ファシリテーターからいろいろな質問を行い、ディスカッションします。高校生以外の参加者の方はチャットでの参加になります。
【申し込み】
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfjCy7v05Gd8AGURGSs0lVEFiQlIKZfWu0VVku4tmmsStVsGg/viewform
※申し込み締め切りは3月3日(水)の23:59までです。
※本企画の報告をイベント後にJ-CEF等のウェブページに掲載する予定です。掲載に関して何か配慮を希望される方がいましたら、その旨を申し込みフォームの中でご記入ください。
[2021/2/21]
パソコンやスマートフォンの普及によって、大人だけでなく、子どももオンラインの世界に参入する機会が増えてきました。また、最近ではオンラインの世界、例えばTwitter上でのハッシュタグ政治に代表されるように、政治的な議論が白熱することも珍しくはありません。このような社会状況下では、選挙権を有していなかった子どもも効果的に政治に参加する権利を得た一方で、その分子どもがもつ責任も拡大しているといえるでしょう。このような現状を踏まえ、学校教育はデジタル時代の政治参加をどのようにとらえ、どのように対応していくべきなのでしょうか。
今回のセミナーでは、米国でのカリキュラムプラン、日本における実践事例を紹介します。具体的な事例を踏まえながら、日常的な存在となったオンライン世界の可能性や問題性、日本での実践事例を交えながら、デジタル時代の政治参加について考えたいと思います。ご参加お待ちしております。
【テーマ】デジタル時代の政治参加と政治教育を考えよう
【日時】2021年3月6日(土)15:30~17:30
※オープンは15:00とします。接続確認のため、15:20に入室をお願いします。
※申し込みいただいた方にお送りするzoomリンクから参加できます。
【定員】100名
【参加費】一律無料
【当日の流れ】
1)導入/参加者自己紹介
2)話題提供1:デジタル時代に政治参加はどう変わるのか
3)話題提供2:デジタル時代に政治教育はどう変わるのか- 米国の教材から
4)話題提供3:デジタル時代に政治教育はどう変わるのか- 日本での実践から-
5)話題提供4:デジタル時代における政治教育の可能性と困難性
6)質疑応答/ディスカッション
7)クロージング
【お申込み】Googleフォームよりお申込みください。
※申し込み締め切りは3月3日(水)の23:59までです。
※本企画の報告をイベント後にJ-CEF等のウェブページに掲載する予定です(企画様子のスクリーンショットも掲載予定です)。掲載に関して何か配慮を希望される方がいましたら、その旨を申し込みフォームの中でご記入ください。
【話題提供】
安藤瑛啓さん(広島大学大学院人間社会科学研究科 博士課程前期)
今井祐介さん(広島大学大学院人間社会科学研究科 博士課程前期)
宇ノ木啓太さん(広島大学大学院人間社会科学研究科 博士課程前期)
神田颯さん(広島大学大学院人間社会科学研究科 博士課程前期)
藤井結子さん(広島大学大学院人間社会科学研究科 博士課程前期)
村田一朗さん(広島大学大学院人間社会科学研究科 博士課程前期)
小栗優貴さん(広島大学大学院教育学研究科 博士課程後期)
石川照子さん(兵庫県立西宮香風高等学校)
【コーディネーター】
河原洸亮さん(広島大学大学院教育学研究科 博士課程後期)
両角遼平さん(広島大学大学院教育学研究科 博士課程後期)
【コメンテーター】
古田雄一さん(大阪国際大学短期大学部准教授)
[2021/1/6]
1月23日(土)14:00~16:00に、J-CEF スタディ・スタヂオOnline vol.6.を開催いたします。
2021年最初の開催となる今回のスタディ・スタヂオでは、市民を育てる「まちづくり」に注目します。これまでも、シティズンシップ教育との関わりにおいて「地域」への参加は注目されてきました。2020年の主権者教育推進会議による『今後の主権者教育の推進に向けて 』という報告の中でも、「身近な地域の課題」を知ることで「地域の構成員の一人としての意識」を育み、「地域の課題解決に主体的に向き合う 」ことの重要性が説かれています。
このような文脈の中で「まちづくり」への関心は高まっていますが、果たして「学校」と「地域」が担う役割にどの様な違いがあるのか、そもそも「まちづくり」は「教育的」な営みなのか、「行政的」な営みなのか、それとも全く違うものなのかなど疑問は尽きません。「まちづくり」=「シティズンシップ教育」と簡単に括ってしまっては、その意義や活動している方々の思いが失われてしまう可能性もあります。
そこで今回は、実際に長く様々な地域の「まちづくり」に関わっている土肥さんをゲストにお招きして、現場の視点から活動への思いや、その意義について語ってもらいます。「教育」としての意義に焦点を当てがちな私達とはまた異なる視点でのお話が聞ける機会になるかと思いますので、ご興味がございましたら奮ってご参加ください。
【テーマ】
「子ども・若者のまちづくり参加は、”子ども・若者”と”まち”に何をもたらすのか?」
【話題提供者】
土肥潤也さん(NPO法人 わかもののまち 代表理事)
【日時】
2021年1月23日(土) 14:00-16:00
※接続確認のため、13時50分に入室をお願いいたします。
【場所】
オンライン開催
※参加申し込みされた方には後日アドレスを共有いたします。
【参加費】
一律無料
【申し込みフォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScrNq5MhuKiEpeBN6a9ZmwsJ_r44548PsulmghK_Z8GsrvjfA/viewform
[2020/9/25]
◎第二次案内のPDF版はcerc202002
◎申し込みページはこちら
日本シティズンシップ教育フォーラム (J-CEF) は10月4日(日)に「シティズンシップ教育研究大会2020」を開催いたします。「シティズンシップ教育研究大会」は、シティズンシップ教育をキーワードに掲げている研究者が多様なディシプリンの垣根を越えた知見交流を通じて、これまでの自らの研究のあり方を振り返りつつ、今後のシティズンシップ教育研究のありようをも共に考えるプラットフォームとして昨年度から始まった場です。昨年度の第1回目の研究大会では、政治学・社会学・教育学・心理学など多様なバックグランドの研究者はもちろんのこと、現職教員や大学院生・大学生の参加もありました。
今年度も、昨年度に引き続き、こうした多様な研究者を繋ぐ場となればと考えています。今年度は「テーマ型自由研究発表」を始めることにしました。同じテーマであっても異なる研究アプローチをとっているために既存の学会では繋がりにくかった研究者が接点を得る機会になればと願っています。
また、今回のシンポジウムのテーマは、「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」としました。COVID-19パンデミックなど今般の社会状況に伴い、共同体やコミュニケーションの様式やあり方が変化しています。これまでの研究のあり方(目標・視点・方法)などを見直している研究者も多いのではないかという問題意識からのテーマ設定です。
なお、参加者の皆さまの安全を第一に考えて今年度はオンライン開催となっています。オンラインという形態のメリットを活かし、地理的に離れた場所にある方々を繋ぐ契機になればと考えています。
この分野の研究に長く取り組まれてきた方々のみならず、大学院生や学部生の方を含む若手の方や、新たに関心を持たれた方にもぜひ積極的にご参加いただき、シティズンシップ教育研究をともに切り拓いていくプラットフォームとなれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
1.概要
■日時:2020年10月4日(日)10:00~16:30
■会場:オンライン開催
■対象:シティズンシップ教育研究に関心をもつ方々なら,誰も参加できます
若手研究者・院生・学部生のご参加を歓迎いたします。
■主催:日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
2.全体スケジュール
10:00-12:00 シンポジウム「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」
13:00-14:30 自由研究発表セッション(1)
15:00-16:30 自由研究発表セッション(2)
3.参加費
無料(会員・非会員共通)
4.研究大会への参加方法
参加者登録をした方に,シンポジウム・自由研究発表のzoomミーティングルームにアクセスするための情報 (URL,ミーティングID,パスワード)を事前にメールでお知らせいたします。参加を希望される方は10月1日(木)正午までに,エントリーフォームに入力しオンラインでお申し込みください(以降の申込みは受け付けいたしません)。
5.大会企画
今回の研究大会では2つのセッションで企画を構成します。
(1)シンポジウム
参加者が一同に会し、共にシティズンシップ教育研究について考えます。
(2)自由研究発表セッション
発表者の研究成果について口頭で発表し、参加者と質疑応答やディスカッションを行います。
(1)シンポジウム
■テーマ「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」
■趣旨
Covid-19など今般の社会状況に伴い、共同体やコミュニケーションの様式やあり方が変化している。こうした変化に伴い、これまでの研究のあり方(目標・視点・方法)などを見直している研究者も多いだろう。これまで領域横断的・多様な学問分野や方法論で展開されてきた「シティズンシップ教育研究」ではあるが、そこで見落とされてきた課題・対象や視点はなかったのだろうか。
例えば,J-CEF(編)『シティズンシップ教育で創る学校の未来』(東洋館出版,2015)では,シティズンシップ教育が現代的なトピックであり,学校において展開される実践を中心に編集がなされていた。本シンポジウムでは,こうした「学校」「時代性」「子ども」の枠組みに問題を提起し,拡張してきた方に登壇をお願いした。シンポジウムでは,自身の研究を事例にしながら、自分が従来の学問・実践の前提に対してどのような問題意識を有しているか、自分の研究が、実践や研究、ひいては社会の改善にどうつながる(あるいはつながらない)と考えているか、をお話しいただく。その話を踏まえて、参加者自身の研究の前提を振り返り「自分の研究が何を見落としてきたか」「どうすればより良い研究となるか」を再構築できる機会としたい。
■パネリスト(五十音順)
斉藤仁一朗さん(東海大学)
佐藤貴宣さん(立命館大学)
藤根雅之さん(美作大学)
■コーディネーター
川口広美さん(広島大学)
別木萌果さん(岡山大学大学院)
■コメンテーター
桑原敏典さん(岡山大学)
(2)自由研究発表セッション プログラム
自由研究発表発表セッション①[13:00~14:30]
※1人(グループ)20分発表・10分質疑
[第1-1分科会]
(1)中国における市民性育成のための法教育―新教科「道徳と法治」導入の背景と教科書の特質―
賀 延松さん(岡山大学大学院)
(2)地方セイフへの「請願」をボードゲーム化~地方自治における政治主体として合意形成・政策実現を楽しく模擬体験~
仁平貴子さん(NPO法人6時の公共)
(3)「私たちの『#』で国政が動いた」ことの認識―未曾有の事態における多元的政策提言―
宮﨑一徳さん(参議院事務局)
[第1-2分科会]
(1)多文化教育論から見た中国の市民性教育の現状と課題―社会系教科の教科書記述の特質とプログラムの構想―
赫連茹玉さん(岡山大学大学院)
(2)イングランドのシティズンシップ教育における児童生徒の 多様性への配慮―「基本的な英国的価値」の教授に着目して―
松田万里阿さん(筑波大学大学院)
(3)世界市民を育てる教育~外国にルーツを持つ児童生徒のアイデンティティの観点から~
伊藤光海さん(兵庫県立長田高等学校)
[第1-3分科会]
(1)オルタナティブスクールにおける子どもたちの「話し合い」「対話」に関する意識変容プロセスの検討
桑田湧也さん(京都大学大学院)
(2)シティズンシップ教育の批判的再構築―「Adultism」から「Childism」への理論的転換―
高橋宏維さん(名古屋大学大学院)
(3)「フェイクニュース」時代におけるメディアリテラシー育成を目指したシティズンシップ教育プログラムの開発研究
趙 徳慧さん(岡山大学大学院)
[第1-4分科会]
(1)多文化共生社会を構想する力を育成するグローバル教育の設計
周 星星さん(岡山大学大学院)
(2)包摂しない、できない、すべきでない――「洗練された自閉症」としてのシティズンシップ――
松山聡史さん(名古屋大学大学院)
(3)青少年期における,ナナメの関係がもたらすもの
枝廣和憲さん(福山大学)
[第1-5分科会]
(1)コミュニティ形成の場としての博物館の役割とそのための博学連携プログラムの開発に関する研究
曹 青霞さん(岡山大学大学院)
(2)平和教育における複数性へのまなざしーM.ハイデガーの思想を手がかりに被爆体験を芸術で表現することの可能性を考える
志喜屋七海さん(東京大学大学院)
(3)日独の「遊びの都市」づくりにみる「市民」が現れる場
花輪由樹さん(兵庫教育大学)
[第1-6分科会]
(1)市民性教育における自律的学習を促すビリーフの形成に関する研究
史 鵬宇さん(岡山大学大学院)
(2)社会とつながる初級日本語活動を目指して
金丸 巧さん(東亜大学)
(3)ことばで社会とつながる実践―留学生による対話型美術鑑賞と共同詩の活動―
眞鍋雅子さん(神田外語大学)
自由研究発表発表セッション②[15:00~16:30]
※1人(グループ)20分発表・10分質疑
[第2-1分科会]
(1)自己責任論を乗り越えるシティズンシップ教育と教師のゲートキーピング―「貧困」を教師はなぜ・どのように扱おうとするのか―
別木萌果さん(岡山大学大学院)
(2)アクティブな主権者の育成を目指したプログラムと評価システムの開発
山田凪紗さん(岡山大学大学院)
(3)IB MYP コミュニティープロジェクトの事例−実世界との接点、プロジェクトの個別化を重視したPBLの実践−
高松森一郎さん(ぐんま国際アカデミー中高等部)
[第2-2分科会]
(1)社会科教育に期待されるシティズンシップとは何か―アクティブな市民へのインタビュー調査に基づいて―
金縄あかりさん(岡山大学大学院)
(2)教師のコミュニティ環境における「子どものための哲学」の可能性ーシティズンシップ教育の充実に向けてー
後藤美乃理さん(東京大学大学院)
(3)シティズンシップ教育に関わる学校教員の研修に関する一考察―南アフリカ共和国西ケープ州の教育省行政官と学校教員の認識に着目して―
坂口真康さん(兵庫教育大学)
[第2-3分科会]
(1)リーダーシップの育成を目指したグローバル・シティズンシップ教育プログラムの構想
高 雨さん(岡山大学大学院)
(2)ESD for 2030とシチズンシップ教育-SDGsでのシチズンシップ教育
長岡素彦さん(一般社団法人 地域連携プラットフォーム)
(3)絆・ギャップとシティズンシップの変容―外国人保護者のPTA役員のインタビュー調査から―
李 暁燕さん(九州大学)
[第2-4分科会]
(1)市民性教育における科学的リテラシー育成の意義と位置づけ―科学技術発展に伴う問題を考えさせるプログラムの開発を通して―
林 大智さん(岡山大学大学院)
(2)部活動でシティズンシップ教育は可能か
長沼豊さん(学習院大学)川中大輔さん(龍谷大学)
古野香織さん(東京学芸大学大学院)由井一成さん(学習院大学)
(3)市民を育てるのは学校だけの役割ではないから、地域総出でやってみたらどうでしょう。~福間中発!福津市未来会議を一例として~
宮木裕子さん(合同会社あっと・こみゅにてぃ)
[第2-5分科会]
(1)外国人技能実習生が直面している問題とシティズンシップ教育―キャリア開発と日本語教育に焦点化して―
HOANG NGOC BICH TRANさん(岡山大学大学院)
(2)議論の排除性への抗い―米国ディベートのKritikを手がかりとして―
久島 玲さん(東京大学大学院)
(3)シティズンシップ教育としての国際学生フォーラム分析ーコスモポリタン・シティズンシップの観点を中心に
森山 新さん(お茶の水女子大学)
[第2-6分科会]
(1)消費者市民社会の形成者の育成を目指した消費者教育プログラムの開発―成人年齢引き下げの問題を題材としてー
肖 瑶さん(岡山大学大学院)
(2)私が選んだソーシャル・アクション―アクションするから社会が変わる―
林 良昭さん(国際理解研究会 みなみの風)
(3)大学の大規模授業におけるシティズンシップ教育—オンラインによるアクティブ・ラーニング実践—
佐野淳也さん(同志社大学)
6.「シティズンシップ教育研究大会2020」実行委員(五十音順)
唐木清志(筑波大学人間系教授)
川口広美(広島大学人間社会学研究科准教授)
川中大輔(龍谷大学社会学部講師)
桑原敏典(岡山大学教育学部教授)
斉藤仁一朗(東海大学課程資格教育センター教職研究室講師)
古田雄一(大阪国際大学短期大学部准教授)
古野香織(東京学芸大学大学院)
7.「シティズンシップ教育研究大会2020」シンポジウム実行委員(五十音順)
井上昌善(愛媛大学教育学部講師)
奥村尚(広島大学大学院)
越智大貴((NPO法人こどもNPOシビックスクール理事)
川口広美(広島大学人間社会学研究科准教授)兼運営委員
桑原敏典(岡山大学教育学部教授)兼運営委員
久保美奈(広島大学大学院)
別木萌果(岡山大学大学院)
8.お問合せ先
日本シティズンシップ教育フォーラム事務局
E-mail info■jcef.jp(担当:川中)(■を@に置き換えてください)