【参加者募集】2021年3月21日開催 『主権者教育における高大接続改革を考える』(シティズンシップ教育ミーティング2021シリーズ企画)
「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画,3月21日(日)には「主権者教育の高大接続」をテーマに掲げて以下の通り,開催いたします。大学教育におけるシティズンシップ教育への関心も高まる中,多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!
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2022年度に予定されている成年年齢の18歳への引き下げ、2018年及び2019年に改定された新学習指導要領に代表されるように、日本の主権者教育の議論は、いかにして「主権者として必要な資質・能力を確実に身に付けていくのか」が重要な論点となっています。
文部科学省「主権者教育推進会議」が2020年11月に公表した「今後の主権者教育の推進に向けて(中間報告)」では、「大学段階における主権者教育の在り方」が今後の残された検討課題の一つとして位置づけられ、この文脈で高大接続改革にも注目が集まっています。
本セッションでは、文部科学省「主権者教育推進会議」委員を務める小玉重夫さん(東京大学教授/立教大学兼任講師)が、2016年度から立教サービスラーニング(RSL)科目「シティズンシップを考える」において実践する高大連携型授業の本年度報告とこれにもとづく話題提供を行います。続いて、これに関連する3つのテーマについて香蘭女学校教諭の中田奈穂美さんと立教サービスラーニングセンター関係者がそれぞれ報告を行います。
これらをもとに、高大接続ならではの主権者教育の新しい可能性、さらには大学段階における主権者教育のカリキュラムデザインのあり方について、皆さんと議論できればと思います。コロナ禍に見舞われた本年度は、授業は全てオンライン形式で行われました。議論ではバーチャル・ラーニングを通じた高大接続改革の可能性についても意見交換できればと考えています。
●日時
2021年3月21日(日)10:30〜12:00(開場:10時15分)
●形式
Zoomで開催します。参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。
●当日の内容
1)オープニング
2)話題提供(報告タイトルは仮題)
○小玉重夫さん(東京大学教授)
「大学段階における主権者教育と高大接続について」○中田奈穂美さん(香蘭女学校教諭)、高校生(香蘭女学校)<予定>
「高大接続への取り組みからみえてきた高校生の学び」○福原充さん・大森真穂さん(立教大学 立教サービスラーニングセンター教育研究コーディネーター)
「立教大学における立教サービスラーニング(RSL)の展開―今後の可能性と課題―」○藤枝聡さん(立教大学国際センター/元立教大学兼任講師)
「コミュニティ・サービスラーニングと講義系科目の接続―池袋でのRSL実践を手がかりに」3)全体ディスカッション
4)クロージング●定員
40名程度
●参加費
一律無料
●申し込み
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/egmcSmyM7JSVYFNS7
※申し込み締め切りは3月20日(土)正午までです。●主催
日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
●問合せ先
E-mail: info@jcef.jp(担当:川中)