【参加者募集】J-CEFスタディ・スタヂオ「『社会参加』を推進する主権者教育とは!?」
J-CEFスタディ・スタヂオ 瀬戸内スタヂオ in 愛媛2020
●日時・場所
2020年8月22日(土)午後3時~午後5時
オンライン実施
*申し込まれた方にzoomミーティングルームのURLをお送りします。●テーマ
「社会参加」を推進する主権者教育とは!?
シティズンシップ教育の推進が叫ばれ、学校現場では主権者育成を目指す教育活動が社会科授業を中心に展開されている。これらの教育活動に共通しているのは、授業を行う教師が、子どもの「社会参加」を促すことを想定していることである。学会等では、「社会参加」に着目した個性的な授業開発・実践に関する研究成果の報告が多く行われている。
しかし、異校種及び多様な立場の教育関係者が、子どもの「社会参加」について共有し、議論する機会は必ずしも多くはない。そもそも教育活動を展開するうえで、「社会参加」をどのように捉えるのか。「社会参加」をしている子どもの成長した姿をどのように想定し、授業開発・実践を行ったのか。その授業によって子どもはどのように成長したのか。という問いに対する考えは、学校現場の教師とそれ以外の教育関係者、教師同士でも異なると言えよう。主権者教育を推進するためには、教育に携わる多様な立場の人たちが持つ「社会参加」に対する考えを共有し、その違いについて議論する場が必要ではなかろうか。
一方で、教員の「社会参加」に対する考えについて、生徒はどのように考えているのだろうか。この点について、実際に授業を受ける立場の中高校生の「社会参加」についての考えを共有し、教員の「社会参加」に対する考えを問い直したい。これによって、「社会参加」に着目した教育活動の充実につながると言えよう。
このことをふまえ、本スタジオは以下の二点を目的として開催する。
(1)多様な立場の教育関係者が持つ多様な「社会参加」についての考え方を共有し、
教師の子どもの成長のまなざしを開かれたものにする。
(2)学校とNPOにおける主権者教育の違いや違いの理由に着目して議論することで、主権者教育推進のための連携のあり方を検討する。●内容
○以下の点をふまえた小中学校の教員及びNPOで活動している教育者による報告
・「社会参加」をどのように捉え、授業開発・実践を行ったのか。
・その授業を通して子どもの成長(「社会参加」をしている(むかう?)子どもの姿)をどのように捉え、
どのような方法で見とったのか
○中高校生による報告
・学校現場の教員の報告に対して思ったこと。
「社会参加」を目指す教育活動で印象的なものは何か。その授業をふまえて社会参加をどのように考えているか。
5/23のJ-CEFスタディ・スタジオOnline vol.2に参加してどのように考えたか。●話題提供者
・品川 崇さん(愛媛大学教育学部附属小学校教諭)
・高橋祐貴さん(愛媛大学教育学部附属中学校社会科教諭)
・岡島春恵さん(備前市立伊里中学校教諭,前認定NPO法人カタリバスタッフ)
・越智大貴さん & ヤンコネ中高生(NPO法人NEXT CONEXION)●コーディネーター
井上昌善さん(愛媛大学教育学部講師)
●定員
なし
●参加費
一律無料
●参加申込
以下ウェブフォームにてお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1Ahj6yqREU1IeH_3mL_Sx-G1NYYzwyEQZxrt4IL_CR444Rw/viewform
※申込締切は8月21日の23:59までです。●主催
日本シティズンシップ教育フォーラム
企画運営:「シティズンシップ教育研究大会2020」シンポジウム実行委員会