第10回シティズンシップ教育ミーティング :セッション4「若者の視点からの社会デザインに学ぶ」参加者募集

[2023/2/24]

 第10回シティズンシップ教育ミーティングの開催が近づいて参りました。イベント2日目の3月5日(日)の13時30分~15時にセッション4「若者の視点からの社会デザインに学ぶ」として、若者の対話を中心として参加者全員で「社会のもやもや」について対話する会を行います。このセッションに参加する若者(中学生・高校生・大学生・大学院生)の参加をお待ちしております。
 セッション中は各グループにファシリテーターを配置し、知らない人と話すことが不安な方でも参加しやすい場といたしますので、少し気になるなという方でもぜひエントリーいただければ、幸いです。
 詳細は以下の通りです(チラシはこちら)。

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第10回シティズンシップ教育ミーティング
セッション4
「若者の視点からの社会デザインに学ぶ~大人・学校・日本社会・国際社会にもやもやすること、教えて!~」

■趣旨
 なんで大人は偉そうなのかな? なんで学校には校則があるんだろう?どうしたら日本で同性婚が認められるの?世界から戦争がなくなるために、私にできることってあるの?
 こんな風に、大人・学校・日本社会・国際社会に「もやもや」した感情を抱くことはありませんか?自分の「もやもや」した感情を、言葉にして、誰かに伝えてみませんか?
 違う学校・違う年齢の人たちと、「もやもや」について語り合う会への参加者を大募集しています!
 「もやもや」を言葉にしあうことで、私たちが生きたい社会について、みんなで考えましょう!

■日時:3月5日(日)13時30分~15時
■場所:龍谷大学 深草学舎 和顔館 B101教室

■プログラム
 (1) 参加者自己紹介
 (2)「もやもや」の共有
 (3) どんな社会を目指したい?各グループの議論を共有

■参加費
 一般:3000円
 大学生・院生:1000円
 高校生以下:無料

■申し込み
https://jcefcemt10.peatix.com/

■主催:日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)

【参加者募集】第10回シティズンシップ教育ミーティング

[2022/12/27]

 2013年3月に日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)は設立されました。2023年には設立10周年を迎えます。シティズンシップ教育とその関連する領域で大きな変化が続いた10年間でした。

 18歳選挙権が実現し,それに伴って「主権者教育」は急速な広がりを見せました。加えて,従来とは異なる方向性の新たな学習指導要領も始まりました。この流れの中で社会問題の解決/探究を掲げた学びが充実したり,学校地域協働でも進展が見られたりしています。コロナ禍を契機にICT活用も一気に進み,デジタル・シティズンシップ教育についてもその必要性が各方面から指摘されるようになりました。2023年4月にこども家庭庁の発足が控えていますが,様々な文脈から子どもの権利やユースワークに対する理解にも深まりを見せ,子ども・若者の意見表明の場を設けていく動きが全国各地で起こっています。

 また,ブレクジットやトランピズムなどの動きに見られるポピュリズムや社会的分極化の進展で民主主義の「危機」が指摘されつつも,ミニパブリックスなどの取組で民主主義の「再生」に向けた様々な実践が模索され続けています。オンラインを活用した政治参加/社会参加の回路の多様化も進み,市民運動/市民活動の形態にも影響を及ぼしてきています。SDGsやパリ協定のスタートに伴って,市場セクターの社会問題解決への関与も拡充し,多セクターでの連携/協働による実践が深化していっています。

 これらはあくまで変化のごく一部に過ぎません。また,いずれも「いいこと尽くし」ではなく,問題や課題も孕みながら,その動きが進んでいることも忘れてはいけないことでしょう。こうした状況下だからこそ,様々な視点の人々との対話を通じ,この10年間の到達点と課題点についての「見晴らし」をよくした上で,シティズンシップ教育の新章について考えていきたいものです。

 そこで,今回のシティズンシップ教育ミーティングは新しい参画実践を切り拓いておられる方々をゲストにお招きした上で,そうした動きに触発を受けた参加者同士で対話を進めていく2日間といたします。この場が異なる観点や力点で動いている関係者が垣根を越えて集い,境界を越えたネットワーキングの場となり,日本のシティズンシップ教育に活力をもたらす一助となればと願っています。

 コロナ禍を受けてシティズンシップ教育ミーティングもオンライン化してきましたが,多様な声が交響する場としての機能を回復していくため,今回から対面実施に戻していくこととします。春の兆しも感じ始める京都でみなさまのご参加をお待ちしております。

■日時:2023年3月4日(土)13時~3月5日(日)15時30分
    (受付開始・開場:3月4日(土)12時30分)

■場所:龍谷大学 深草学舎 和顔館(わげんかん)
   (全体会会場)B101教室
     アクセス:https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
     キャンパスマップ:https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html

■大会テーマ:シティズンシップ教育の新章を拓く
■プログラム
<1日目/3月4日>
 12:30 受付開始・開場
 13:00 オープニング
      ●設立10周年記念メッセージ
       小玉重夫さん(東京大学)
       川口広美さん(広島大学)
       古田雄一さん(筑波大学)

 13:20 セッション1「私にとってシティズンシップ教育とは?」
      参加者の実践や研究の「根っこ」や「幹」になっていること,
      そして,その「根と幹」を形成した流れや,
      その「根と幹」から今どのような広がりを見せているかを
      参加者同士で聴き合う時間といたします。
      ●ファシリテーター:
       土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち)
       岡本愛香さん(北海道大学大学院)
 15:00 休憩

 15:10 セッション2「新時代の私らしい参画をつくりだす」
      市民の政治参加や地域参加,子どもの権利擁護,主権者教育などで
      新しい展開を創り出している実践者からの話題提供を受けて,
      シティズンシップ教育の新しい展開方向を考えていきます。
      ●ゲスト:
       伊藤和真さん(PoliPoli)
       奥村仁美さん(子どもアドボカシーセンターOSAKA)
       黒崎洋介さん(神奈川県立瀬谷西高等学校)
       若狭健作さん(地域環境計画研究所)
 16:10 休憩

 16:20 セッション2の続き
      参加者からの質問や意見などを踏まえながら,
      ゲスト間のトークセッションを進めます。
      ●コーディネーター:
       別木萌果さん(都立小川高等学校)
       古野香織さん(認定NPO法人カタリバ)
      ●コメンテーター:
       市川享子さん(東海大学)(予定)
 17:40 ふりかえり
 18:00 1日目終了

<2日目/3月5日>
 09:00 開場
 09:30 チェックイン
 09:45 セッション3「これからのシティズンシップ教育のチャレンジは?」
      セッション1・2を踏まえて参加者が「問い」を立て,
      その「問い」をもとにした問題関心別グループを
      その場でつくって対話を進めていきます。
      ●ファシリテーター:
       土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち)
       岡本愛香さん(北海道大学大学院)
      ●コメンテーター:
       斉藤仁一朗さん(東海大学)
 12:00 昼食休憩

 13:30 セッション4「若者の視点からの社会デザインに学ぶ」
      社会創造の目標や手法等にかかわるオルタナティブについて,
      高校生世代を中心とする若者で対話を進めます。
      若者の意見を基軸に据えながら,他の参加者との意見交換も混ぜ込み,
      全体で探究を進める場といたします。
      ●企画提供:
       高校生ソーシャルデザインスクール & サポーターズ

 15:00 ふりかえり
 15:20 クロージング・メッセージ
      ●メッセンジャー:
       水山光春さん(京都橘大学)
       北山夕華さん(大阪大学)
 15:30 終了
 16:15 閉場

■対象:シティズンシップ教育や本企画に関心のある方であれば,
    どなたでも参加を歓迎いたします。
■定員:120名(先着順)

■参加費:
 ・一般:3,000円
 ・大学生・院生:1,000円
 ・高校生以下:無料

■参加申込:
 2023年2月24日(金)までに、
 以下参加申込みページからオンラインでお申し込みください。
 https://jcefcemt10.peatix.com/

■主催:日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)(担当:川中)
   (問合せ先)E-mail:info■jcef.jp(■を@に変換してください)

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、日本シティズンシップ教育フォーラムが利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません

【参加者募集】「第9回シティズンシップ教育ミーティング」

[2022/3/3]

■テーマ:
「シティズンシップ教育の「これから」に求められるチャレンジとは?」

「18歳選挙権」を機会に主権者教育への関心が高まり,広がりを見せることとなりました。2022年から高等学校では新科目「公共」が始まり,一層の定着が進んでいくようにも思われます。加えて,SDGs学習や探究学習,生徒会活動や校則改訂など様々な教育活動とも関係づけられて,実践内容にも膨らみが出てきています。また,2010年の子ども・若者育成支援推進法の施行を一つの契機として若者政策への関心も高まり,若者の社会参加を推進する動きが各地で進んでいます。例えば,若者協議会や子ども・若者議会を設置する自治体も増えて,意思決定者との対話機会の充実が図られています。子ども・若者だけではなく成人を対象とする動きでも変化が見られます。例えば,2020年からは始まった社会教育士制度の目指すところにも見られる通り,社会教育とまちづくりを結びつけていく流れが強まっており,成人のシティズンシップ教育が活発化することが期待されます。近年では研究者の層の厚みが増し,重要な研究成果の公刊が続いています。こうした動向を見れば,よき流れが続いているように思われるかもしれません。

しかし,俯瞰して捉え直した時に難しい課題が目の前に広がってきます。シティズンシップ教育の実践は学習者の意識や行動の変容にどれほどつながっているのだろうか。各方面から寄せられた「期待」について十分に応えられているのだろうか。もし応え切れていないのであれば,それはなぜなのだろうか。社会の中で弱くさせられている人々のエンパワメントにつながる実践をどれほど創出できているのだろうか。例えばこうした問いを前にした時,私たちは改めて知恵を寄せ合って,新章を切り拓いていかねばならないことに気づかされます。この際,個々の教育実践について吟味していくだけではなく,私たちを取り巻く環境/構造を射程に入れた議論をより一層進めていく必要があるのではないかと考えています。

そこで,今回のシティズンシップ教育ミーティングでは,日本のシティズンシップ教育の「これまで」を検証するという構えで,現在の到達点と問題点を洗い出し,「これから」取り組むべき課題を明らかとすることとします。その上で,課題に取り組んでいく上での突破口となる方向性を見出す機会を目指します。

既に日本各地では様々なシティズンシップ教育の実践や研究、政策形成が展開されてきています。異なる観点や力点で動いている関係者が垣根を越えて集い、対話を交わしながら、その多様性を日本のシティズンシップ教育の発展への活力としていければと願っています。

シティズンシップ教育につながる、多くの方々のご参加をお待ちしています。

■日時:2022年3月20日(日) 13時 〜17時(開場:12時45分 / 閉場:17時30分)
■場所:オンライン(参加申込みされた方々にzoomミーティングルームのURLを共有します)

■プログラム
12:45 zoom開室
13:00 オープニングセッション
13:20 問題提起
斉藤仁一朗さん(東海大学課程資格教育センター講師)
13:30 対話セッション(1)「日本のシティズンシップ教育の『これまで』から課題を掘り出す」
〈ファシリテーター〉
土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち事務局長)
14:30 休憩
14:45 トークセッション
〈パネリスト〉(五十音順)
甲斐田万智子さん(認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)代表理事,文京学院大学教授)
中村陽一さん(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
華井裕隆さん(埼玉県立いずみ高等学校教諭・筑波大学人間総合科学研究科)
古野香織さん(認定NPO法人カタリバ)
15:15 対話セッション(2)「日本のシティズンシップ教育の『これから』の方向性を見つけ出す」
16:30 ふりかえり
16:50 総括
17:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
17:45 zoom閉室
*時間は一つの目安として示しております。当日は参加者の様子を見ながら柔軟に進行いたします。

■対象:日本シティズンシップ教育フォーラム会員および本企画にご関心のある方
■参加費:無料(会員・非会員共通)

■参加申込
以下Googleフォームよりお申し込みください
https://forms.gle/a416GonYcVvSQFYH7
※申込み締切は2022年3月19日(土)正午までです。
締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

■主催:日本シティズンシップ教育フォーラム (J-CEF)
(問合せ先)info@jcef.jp 事務局担当:川中

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、日本シティズンシップ教育フォーラムが利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】『性教育の伝え方・伝わり方−性教育とシティズンシップ教育との繋がりは?』(シティズンシップ教育ミーティング2021シリーズ企画)

[2021/4/15]

「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画「性教育の伝え方・伝わり方−性教育とシティズンシップ教育との繋がりは?」を4月27日(日)に開催いたします。多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!

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 近年、性教育への関心の高まりが見られています。例えば、性の多様性と理解をテーマにしたインターネットテレビ番組が放送されて話題を呼んでいるほか、若い世代を中心に性教育を広げる活動が活発化し、学校内の性教育についても様々な提案がなされています。

 一方で、いまだに性に関する話はタブーなイメージがあり、どのように伝えるのか?教えるのか?に頭を悩ませる現場も多くあります。この分科会では、性教育への関心が高まるいま、性の伝え方そして伝わり方をテーマに、扱いにくい(タブー視される)テーマをどのように伝え、教えていくのか?を議論していきます。

 また、「性」は子ども・若者が自身の「生き方」を考える上でリアリスティックなテーマであり、性教育を通じてどんな市民を育てていくのかについても、シティズンシップ教育との繋がりから検討を行いたいと思います。

【日時】2021年4月27日(火)19時〜21時(開場:18時45分)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
19:00-19:05 オリエンテーション
19:05-19:15 チェックイン
19:15-19:50 ゲストからの話題提供
       ・染矢明日香さん(NPO法人ピルコン)
        「人生をデザインするための性を学ぼう」
19:50-20:00 高校生からのコメント
        J-CEF主催の高校生ソーシャルデザインスクールに参加している高校生からのコメント

20:00-20:15 コメント
       ・小玉重夫さん(東京大学)
        「性教育とシティズンシップ教育のつながりは?」

20:15-20:50 全体討議
20:50-21:00 クロージング

コーディネーター:土肥潤也(NPO法人わかもののまち 代表理事/J-CEF 運営委員)

【定員】20名程度
【参加費】一律無料

【申し込み】
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/X7UjJNPk6DgTZjnf8
※申し込み締め切りは4月26日(月)18時までです。

【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
【問合せ先】E-mail: info@jcef.jp(担当:土肥)

「シティズンシップ教育ミーティング2021」シリーズ連続企画 第5弾 活動報告

[2021/3/27]

2021年3月24日(水)に『「日常生活を過ごしながら市民活動に参加する」ための前提条件を問い直す―余裕があるから参加できるのか?-』と題して、シリーズ連続企画の第5弾を開催いたしました。
本企画はオンラインで実施し、全国各地から24名の方が参加してくださいました。今回の活動報告(PDF)を作成いたしましたので、ご関心のある方はご一読いただければ幸いです。

【参加者募集】『デジタル時代のシティズンシップ教育を構想する』(シティズンシップ教育ミーティング2021シリーズ企画)

[2021/3/19]

 「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画,4月18日(日)には「デジタル・シティズンシップ」や「デジタル時代の政治参加」といったキーワードを掲げたセミナーを以下の通り,開催いたします。多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!

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 教育の場においても,社会参加/政治参加の場においてもコロナ禍を受けてオンライン化が加速しました。学校教育現場では,GIGAスクール構想が進み,ICTを活用する学びの新たな形を創り出そうとする動きが各地で見られています。社会参加/政治参加の実践でも,従来から見られたICT活用だけではない,新しい形態が試行錯誤の中で生み出されていっています。

 こうしたデジタル時代の中にあって,市民にはどのようなリテラシーを磨いていく必要が高まっているでしょうか。シティズンシップ教育には,どのような変化が求められているのでしょうか。いま起こっていること/起こりつつあることと向き合いつつ,世の流れに翻弄されることないよう,「これから」の指針を見いだしていく一助になればという思いから,本セミナーを企画いたしました。

 多くの方々と共に考えをあたためることを楽しみにしています。みなさまのご参加を心からお待ちしております。

【日時】2021年4月18日(日)13時30分〜16時30分
    (開場:13時15分 / 閉場:17時)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
 13:15 zoom開室
 13:30 オープニング
 13:45 話題提供1
    「デジタル時代のシティズンシップとしてのデジタル・シティズンシップ」
     坂本 旬さん(法政大学キャリアデザイン学部教授)
      関連URL「メディア・リテラシーとデジタル・シティズンシップの関係」
      https://note.com/junsakamoto/n/n3bb65c8291b6

 14:15 話題提供2
    「デジタル時代に政治教育をどのようにリデザインするか」
     川口広美さん(広島大学大学院人間社会科学研究科准教授)
     小栗優貴さん(広島大学大学院教育学研究科)
     今井祐介さん・宇ノ木啓太さん・神田楓さん・村田一朗さん(広島大学大学院人間社会学研究科)
      関連URL「J-CEFスタディ・スタヂオonline vol.7
           『デジタル時代の政治参加と政治教育を考えよう』活動報告」
      http://jcef.jp/news/report/20210315_1602/

 14:45 休憩
 15:00 全体ディスカッション
 15:50 パネリストからの応答
 16:10 クロージング
 16:30 閉会,アフタートーク(任意参加)
 17:00 zoom閉室

【定員】50名程度
【参加費】一律無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/Wwc2crCwF4qWAh14A
 ※申し込み締め切りは4月16日(金)18時までです。

【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
【問合せ先】E-mail: info@jcef.jp(担当:川中)

【参加者募集】『学びの場で起こる「お客さま化」をシティズンシップ教育はどう受け止めるか?』(シティズンシップ教育ミーティング2021シリーズ企画)

[2021/3/13]

 「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画,3月20日(土)には「学びの場で起こる『お客さま化』をシティズンシップ教育はどう受け止めるか?」をテーマに以下の通り,開催いたします。多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!

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 今回のセミナーでは「消費者化」や「顧客化(「お客さま化)」がキーワードとなります。ここでの「消費者化」とは,学習者が学びの主体として,自らカリキュラムを編んでいくのではなく,教育者から提供されるプログラムやカリキュラムの受け手/消費者に止まってしまう,という意味合いです。学校教育に対する社会的要請が膨らみ続ける中,提供されるプログラムやカリキュラムはその充実度/洗練度を増す傾向にあり,「消費者化」もまた進んでいるのではないだろうかとの認識がテーマ設定の背景にあります。また,こうした動きの中で教育分野においても民間企業や市民組織,行政機関等との協働が進み,学校や学校教員に揺らぎをもたらしているところもあります。こうした動きの中で,主体的に新しい社会を創造していく担い手が育つために,どのような学びの場をつくっていく必要があるのかを考えます。

 そこで,今回のセミナーではまず,マーケティングの現場でご活躍されてこられている高宮知数さんから私たちが議論していく上での社会的な文脈を捉えるために「消費社会」がどのように進展してきたのか,人々の「消費の形」がどのように変化してきたのか,といった大きな流れについて掴むことといたします。続けて,教育系企業での勤務経験を経て,現在は高校教員をされている酒井大介さんから学校教育現場で実際に起こっている新たな動きとそこから見える課題についてご報告いただき,共に探っていくべき論点を見いだしていければと考えています。

 様々な方々のご参加,お待ちしております。

【日時】2021年3月20日(土)13時30分〜15時30分(開場:13時15分 / 閉場:16時)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【ゲスト】
 ○高宮知数さん(株式会社ファイブ・ミニッツ代表取締役)
 <略歴>立教大学社会デザイン研究所研究員、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科講師。東日本国際大学地域振興戦略研究所客員教授。株式会社ファイブ・ミニッツ代表。マーケティング・プロデューサー/プロジェクト・デザイナーとして、神田淡路町・ワテラス、久留米シティプラザ、鶴岡市・FOODEVER等の文化施設の創設や運営、まちづくりを手掛ける。近著に『ビルディングタイプ学入門』誠文堂新光社、『街直し屋』晶文社(いづれも共著)がある。

 ○酒井大介さん(高校教員)
 <略歴>京都市出身。国際教養大学を卒業。大学在学時は、イギリス・リーズ大学へ1年間の留学。その後、一橋大学大学院社会学研究科にて教育社会学の研究を行う。修士(社会学)。新卒で(株)ベネッセコーポレーションにて勤務(大阪府立の多様校担当)。現在は東京の私立高校にて、専任教員として働いている。これまで一貫して、社会的に立場の弱い人たちをいかにエンパワーし、社会参画を促すことが出来るかに関心を持っている。

【コメンテーター】
  中村陽一さん(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
【コーディネーター】
  土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち代表理事)
   
【プログラム】
 13:15 開場
 13:30 オープニング
 13:40 話題提供1「「collectiveからcodeへ-変容する消費、この半世紀」(高宮さん)
 14:10 話題提供2「主権者教育における学校外組織との関りをどう捉えるか」(酒井さん)
 14:40 全体ディスカッション
 15:20 総括コメント(中村さん)
 15:28 閉会挨拶
 15:30 終了 / アフタートーク(任意参加)
 16:00 閉場

【定員】50名程度
【参加費】一律無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/it5T4KBUba8A46SD7
 ※申し込み締め切りは3月18日(木)18時までです。

【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
【問合せ先】E-mail: info@jcef.jp(担当:川中)

【参加者募集】『主権者教育における高大接続改革を考える』(シティズンシップ教育ミーティング2021シリーズ企画)

[2021/3/10]

 「シティズンシップ教育ミーティング2021」の連続企画,3月21日(日)には「主権者教育の高大接続」をテーマに掲げて以下の通り,開催いたします。大学教育におけるシティズンシップ教育への関心も高まる中,多くの方々のご参加いただければ,幸いです。よろしくお願いいたします!

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 2022年度に予定されている成年年齢の18歳への引き下げ、2018年及び2019年に改定された新学習指導要領に代表されるように、日本の主権者教育の議論は、いかにして「主権者として必要な資質・能力を確実に身に付けていくのか」が重要な論点となっています。

 文部科学省「主権者教育推進会議」が2020年11月に公表した「今後の主権者教育の推進に向けて(中間報告)」では、「大学段階における主権者教育の在り方」が今後の残された検討課題の一つとして位置づけられ、この文脈で高大接続改革にも注目が集まっています。

 本セッションでは、文部科学省「主権者教育推進会議」委員を務める小玉重夫さん(東京大学教授/立教大学兼任講師)が、2016年度から立教サービスラーニング(RSL)科目「シティズンシップを考える」において実践する高大連携型授業の本年度報告とこれにもとづく話題提供を行います。続いて、これに関連する3つのテーマについて香蘭女学校教諭の中田奈穂美さんと立教サービスラーニングセンター関係者がそれぞれ報告を行います。

 これらをもとに、高大接続ならではの主権者教育の新しい可能性、さらには大学段階における主権者教育のカリキュラムデザインのあり方について、皆さんと議論できればと思います。コロナ禍に見舞われた本年度は、授業は全てオンライン形式で行われました。議論ではバーチャル・ラーニングを通じた高大接続改革の可能性についても意見交換できればと考えています。

【日時】2021年3月21日(日)10:30〜12:00(開場:10時15分)
【形式】Zoomで開催します。参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【当日の内容】
 1)オープニング
 2)話題提供(報告タイトルは仮題)
  ○小玉重夫さん(東京大学教授)
   「大学段階における主権者教育と高大接続について」

  ○中田奈穂美さん(香蘭女学校教諭)、高校生(香蘭女学校)<予定>
   「高大接続への取り組みからみえてきた高校生の学び」

  ○福原充さん・大森真穂さん(立教大学 立教サービスラーニングセンター教育研究コーディネーター)
   「立教大学における立教サービスラーニング(RSL)の展開―今後の可能性と課題―」

  ○藤枝聡さん(立教大学国際センター/元立教大学兼任講師)
   「コミュニティ・サービスラーニングと講義系科目の接続―池袋でのRSL実践を手がかりに」

 3)全体ディスカッション
 4)クロージング

【定員】40名程度
【参加費】一律無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/egmcSmyM7JSVYFNS7
 ※申し込み締め切りは3月20日(土)正午までです。

【主催】日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)
【問合せ先】E-mail: info@jcef.jp(担当:川中)

【参加者募集】シティズンシップ教育ミーティング2021 シリーズ 企画『「日常生活を過ごしながら市民活動に参加する」ための前提条件を問い直す』

[2021/3/8]

 本企画では、私たちが日常生活を過ごしながら、市民活動に関わっていくための「前提条件」について考えたい。その際に、とりわけ、「大人の市民活動への参加」に目を向けたい。
 近年の学校教育において、子どもを主体的な市民へと育てる実践が様々に報告されるようになった。代表例として、子ども達が政治的・社会的な問題を吟味したり、地域に関わったり、政策を議論し提案するような実践が挙げられるかもしれない。
 ただ一方で、子どもを市民へと育てる試みが、既存の社会システムから(時としてマイナスの)影響を受けたり、(教師を含む)大人の振る舞いによって規定されていることも指摘されている。つまり、「子どもをどのような市民に育てたいか?」という問いは、「私たち(大人)自身がどうありたいのか?」という問いとも直結していく。
 ただ、大人と言えども、私たちは日々、仕事・家庭・地域との関わりやしがらみ(制約)の中で生活をしている。その結果、「今の自分には市民活動に参加する余裕はない」と感じる瞬間もあるかもしれない。日常生活の中で、理想的な形で市民活動へ参加することは簡単ではないかもしれない。では、大人にとっての市民活動は、「余裕があるから参加できる」のだろうか? むしろ、仕事や家庭、地域から活力を得て、参加や繋がりを生み出していくことはないだろうか?
 今回の企画では、様々な制約を抱える大人に対して、市民活動への参加を促している実践者の方や、そういった方々を観察してきた研究者の方にご登壇いただく。その中で、「余裕があるから参加できるのか?」という問いを深めていきたい。

【シティズンシップ教育ミーティング2021 連続企画】
 「日常生活を過ごしながら市民活動に参加する」ための前提条件を問い直す
  ―余裕があるから参加できるのか?-

【開催日】3月24日(水)19:00~21:00(開場:18時50分)
      ※終了後、参加希望者による意見交換・交流の時間も予定しております(任意)
【開催形式】Zoomで開催いたします。
      参加申し込みされた方には、イベント前日までにリンクをお送りします。
【当日の内容】
 1)オープニング、趣旨説明
 2)話題提供
  〇池谷 美衣子さん(東海大学現代教養センター)
   「『参加』が意味するもの―社会運動に参加する過労死遺族の実像から―」
  〇赤川泉美さん(宮城県名取市閖上公民館主事)
   「対話で生み出す地域との関わり―宮城県名取市『地域力向上講座』の実践から―」
  〇岡本祥公子さん(認定NPO法人サービスグラント)
   「ビジネスパーソンならではの社会との関わり方―プロボノの可能性について―」
 3)グループでのディスカッション・意見共有
 4)全体でのディスカッション・質疑応答
 5)クロージング
【定員】30名程度
【参加費】一律無料
【お申込み】
 こちらのフォームからお申込みください。
 (申し込み締め切り:3月23日(火)18時)
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSer1QpGgllHfZLJTgF7KtXHM4nljAdG6pSgjZ4BWmN7_vMVAw/viewform?fbclid=IwAR34lcsQdPpbtmWYOCRIUjoHfcjy–vmNs1T63CyF5aELARDUBmceazimcQ
■お問い合わせ:jsaitoh☆tokai.ac.jp(☆を@に代えてください) (担当:斉藤)

【参加者募集】シティズンシップ教育ミーティング2021 シリーズ 企画『いまこそ、学校の中の「民主主義」と「対話」について考えよう』

[2021/3/8]

 シティズンシップ教育ミーティング2021 連続企画《いまこそ、学校の中の「民主主義」と「対話」について考えよう》を、3月22日(月)夜に開催いたします。

 近年、「ツーブロック禁止」がSNSでトレンドワードになったり、『ブラック校則』(2019)という映画が全国で放映されるなど、再び社会全体として学校の中の校則やルールのあり方への注目が高まっています。日本ではこれまでも、学校の中の「民主主義」と「対話」を創出するためにさまざまな取組が行われてきましたが、現在ますますそのあり方が改めて問い直されているといえます。これから学校の中で、民主主義や対話の場を創出していくために、わたしたちにはいま何ができるでしょうか。

 本イベントでは、さまざまな関心やお立場から「学校の中の民主主義」に関する実践・研究をされている3名から話題提供をいただくとともに、参加者の皆さま同士が意見交流できる場を設けたいと思っております。今一度、「学校の中の民主主義と対話を進めていくには?」というテーマについてじっくりと考えてみませんか?短い時間になりますが、ぜひ奮ってご参加ください。

■シティズンシップ教育ミーティング2021 連続企画
 『いまこそ、学校の中の「民主主義」と「対話」について考えよう』

■開催日:3月22日(月)19:00~21:00 (終了後、アフタートークセッションを予定しております)
■開催形式:Zoomで開催いたします。参加申し込みされた方には、イベント前日までにリンクをお送りします。

■話題提供者
・金杉龍吾さん:高校3年生。元成田国際高校生徒会会長(2020年10月退任)。コロナ禍の休校期間中にSNSで生徒の声を集めたり、オンライン形式での文化祭「ナリスタONLINE~取り戻せ、夏~」を企画する等、生徒会長として奔走。
・山本晃史さん:認定NPO法人カタリバ・文京区青少年プラザb-lab副館長。生徒・保護者・教師などが対話を重ねながら校則・ルールを見直す取組である「ルールメイキングプロジェクト」担当者。2020年度はモデル校である広島県・私立安田女子中学高等学校のプロジェクトなどに伴走。
・上田秀麿さん:一橋大学大学院修士課程在籍。都内の高校で非常勤講師を務める。三者協議会や生活指導運動など、様々な側面から学校の中の民主主義や生徒自治のあり方について研究。
*当日のコーディネーターを古野(JCEF副代表/東京学芸大学大学院)、コメンテーターを古田雄一先生(JCEF共同代表/大阪国際大学短期大学部准教授)が務めます。

■当日の内容
 1)チェックイン
 2)金杉さん(高校生 元生徒会長)より報告
 3)山本さん(認定NPO法人カタリバ)より報告
 4)上田さん(一橋大学大学院)よりコメント・報告
 5)全体でのディスカッション・質疑応答

■お申込み
 こちらのフォームからお申込みください。
 (申し込み締め切り:3月21日(日)18時)
 https://forms.gle/wQrQf9Q8QEsb1vva9

■定員:30名程度
■参加費:無料
■お問い合わせ:info@jcef.jp (担当:古野)